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登記識別情報について
登記識別情報とは登記が完了すると発行されるものです。
かつての登記済証に代わるもので、登記の申請が
オンライン化されたことにより、紙媒体から電子情報
として扱われる必要性に応じてできたものです。
電子情報といっても、登記完了後にお渡しする
登記識別情報は紙の書類です。この書類に英数字のパスワード
が書かれており、これが電子情報となります。
そしてこのパスワードを知っているということが不動産の権利を
持つ者であるという証明になります。
では、この登記識別情報を受け取った場合どのように扱えばよいのかについて
記載します。
以下の2点に気をつけて、大事に保管すれば特に問題ありません。
1 保護シールをはがさない
パスワードには保護シールが張られており、このシールは一旦
はがすと、貼り直せないシールになっています。
登記識別情報は次回その不動産を売却したり、抵当権を設定・抹消したり、
不動産の権利をいじる場面以外で必要にならないので、受け取ったそのままの
状態で保管するのが最適です。なぜなら、万が一保護シールがはがされていた
場合、パスワードを盗まれた可能性があることをいち早く認識できるからです。
2 紛失しないようにする
登記識別情報を紛失した場合、二度と再発行されません。
紛失したが、登記識別情報が必要だという場合は他の手段が用意されていますが、
手間とお金がかかる場合がありますので、なくさないことが賢明だと
思います。
Utsuno
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(アイル)